
やっと!映画「国宝」を観てきました!
朝一だったにも関わらず、
劇場が5割くらいは埋まっててビックリ!
相変わらずの人気ぶりでした。
今回もがっつり内容に触れておりますので、
ネタバレ注意でお願いしますね><
あらすじ
後に国の宝となる男は、
任侠の一門に生まれた。この世ならざる美しい顔をもつ喜久雄は、抗争によって父を亡くした後、上方歌舞伎の名門の当主・花井半二郎に引き取られ、歌舞伎の世界へ飛び込む。
そこで、半二郎の実の息子として、生まれながらに将来を約束された御曹司・俊介と出会う。
正反対の血筋を受け継ぎ、
生い立ちも才能も異なる二人。ライバルとして互いに高め合い、芸に青春をささげていくのだが、多くの出会いと別れが、運命の歯車を大きく狂わせてゆく…。
誰も見たことのない
禁断の「歌舞伎」の世界。血筋と才能、
歓喜と絶望、
信頼と裏切り。もがき苦しむ壮絶な人生の先にある“感涙”と“熱狂”。
何のために芸の世界にしがみつき、激動の時代を生きながら、世界でただ一人の存在“国宝”へと駆けあがるのか?
圧巻のクライマックスが、観る者全ての魂を震わせる―― 。
引用元:公式HP
人間の一生を3時間で追体験

一言でいうと、満身創痍です!!!
人間の一生を3時間で追体験は、
気力・体力ともに削られますよ。
これから観る人へ。
水分コントロールもだけど、
シーンとした場面で鳴る
お腹の音が響くのよ~
腹持ちがいいものを食しておくべし!
映画だけど歌舞伎体験

恥ずかしながら、生で歌舞伎を見たことがありません…
恐らく、本物に近いクオリティで演技をされているはず。
本物を知っていれば、
俳優さんたちの凄さというのを
今以上に実感できたのではないかと思うと歯がゆいばかり。
しかし!これで歌舞伎を観たい!
という目標が私の人生に
滑り込んできたので
死ぬまでに体感しに行くぞ!
芸に命を懸ける人生とは

”芸に命を懸ける”という人の一生を
間近で見せつけられたという感じ。
苦しすぎて何度も顔をしかめながら
泣きそうになった。
それでも芸に魅せられて、
自分が決めた生きる道を進む姿。
ただ、ただ、圧倒された。
観終わったあとに、
「なんか、凄いものを見せられて
どんな感想を抱いたかわからない」
という経験は初めてだった。
余韻に浸りながら、少しずつ
自分の感情を整理していこうと思う。
印象的なシーン①(吉沢亮ver)

病室で稽古をしていたシーン。
「水っぽい芝居をするな」
というような指摘を受けた後、
自分の頬を叩いてからの演技。
何かが乗り移ったかのような目。
数秒前の演技とは明らかに違う印象。
聴く機会はないと思いますが、
あの演技で何を考えていたのか
気になるなぁ…
印象的なシーン②(横浜流星ver)

曾根崎心中の演目途中で、
劇場を抜け出すシーン。
心の中に渦巻く葛藤の末、
ただ「芸が上手くなりたい」と吐露した。
自分の中から漏れた小さな叫びを
自覚してしまったらもう戻れない。
向き合うか、逃げるか。
その後の展開における重要な
選択のシーンだったなあと思います。
見たかった景色とは

人間国宝となった主人公が
”見たかった景色”とは何か。
恐らく映像としては何度も出てきた
紙吹雪のシーンでしょうか。
最初の雪景色のシーンと重なりますね。
◆雪景色
血塗られた幼き日の記憶。
人生が大きく変わってしまった日。
◆紙吹雪
新たな人生を得た先にある景色。
自分で掴んだ未来の景色。
これはあくまで推測ですが、
主人公は”自らの過去を、
人生を懸けて塗り替えた”
ことを意味するのかなと思います。
まだまだ上映中!映画館へGO

ネタバレを含む内容を
ここまで読んでくださって感謝です!
映画を観た方は、
感想をぜひ教えてください^^
映画をまだ観ていない方は、
絶賛上映中ですので、ぜひ劇場へ
足を運んでみてはいかがでしょうか?
コメント