
呪術廻戦3期のエンディングテーマは、
派手な演出ではなく、静かな余韻と強い感情を残す楽曲だと感じました。
とくに印象的だったのは、
「この歌は虎杖悠仁の視点で描かれているのではないか」
と自然に思わせてくる点です。
本記事では、
呪術廻戦3期エンディングテーマ
『よあけのうた』の歌詞を、
虎杖の心情やこれまでの歩みと重ねながら考察していきます。
※物語の核心に触れすぎないよう、
アニメ放映範囲に留めた考察を心がけています。
視聴後の余韻を大切にしたい方も、安心して読み進めてください。
呪術廻戦3期のエンディングテーマとは
アーティスト・楽曲情報
| アーティスト名 | jo0ji(ジョージ) |
| 年齢 | 26歳 ※2026/1/14時点 |
| 出身 | 鳥取県 |
| 略歴 | 「不屈に花を」をYouTubeに公開し活動をスタート。数々のメディアにてトレンドアーティストとしてピックアップ。活動の傍ら地元の漁港で働いている |

『呪術廻戦』
死滅回游編 前編
エンディングテーマ
「よあけのうた」
各音楽ストリーミングサービスにて配信中
👉https://jo0ji.lnk.to/Yoakenouta
MVもYouTubeにて公開中!
エンディング映像の第一印象と全体の空気感
エンディング映像で、
最初に強く印象づけられるのは
虎杖悠仁の姿です。
画面いっぱいに描かれる虎杖の表情は暗く、
どこか俯いたまま動きません。
映像が進むにつれ、
彼に関わってきた人や出来事を
象徴するモチーフが次々と登場していきます。
渋谷事変という、
一般社会を巻き込んだ大事件を経て、
虎杖が背負うことになったものの重さ。
まだ高校1年生という年齢で経験するには、
あまりにも過酷な現実が、
映像と歌詞の両方から静かに伝わってきました。
歌詞全体から感じるテーマと感情
繰り返し使われる言葉・フレーズの意味
「よあけのうた」には
次のフレーズが繰り返し使われています。
もし僕が砕かれて、引き裂かれて
歌ネット
無様に散ろうとも 何も怖くない
サビの冒頭に置かれたこの言葉は、
虎杖が渋谷事変で語った
「自分は部品だ」という言葉と重なります。
自分ひとりでは抗えない大きな力が動く世界で、
それでも何かを守るためにできることは何か。
考え抜いた末にたどり着いた答えが、
「自分は部品として役割を果たす」という覚悟だったのだと感じました。
壊れてもいい。
流れを止めるためなら散ってもいい。
このフレーズには、
虎杖悠仁の痛ましいほどの決意が
込められているように思えます。
歌詞に漂う「喪失」「後悔」「祈り」のニュアンス
歌詞の前半は暗さを感じさせるように
歌詞の前半は
「喪失」「後悔」「諦め」
といった感情が多い印象でした。
翳りゆく日々に所在のない影が
ひとつ狼狽えている(略)
貴方が冷たくなっていく
歌ネット
伸ばした手の平が空を切る
元通りにはなりませんか?
押し寄せる波に呑まれていく
未来を壊しながら進む
終わりは来るのでしょうか?
ここに描かれているのは、
渋谷事変で失ったものへの後悔と、
取り返しのつかない現実です。
壊された街。
失われた命。
そして、自分の存在が引き起こしてしまった悲劇。
何重にも重なる現実が、
虎杖の心を縛りつけているように感じられました。
歌詞の後半はかすかな光が見えるように
一方、歌詞の後半では
悲しみの中から生まれる「祈り」と「希望」が見えてきます。
何をしようとも 悲しみはとめどない
またいつか会えますか?(略)
まだ僕はここに居たい、君と居たい
無くせはしないものがある
沢山ある
だからまだ逝けないのさ
他の誰かが望んでいなくとも(略)
だって隣には君が居る、いつの日も
歌ネット
嗚呼、終わるまで、その時まで
僕は追い続ける
この日々の最果てに待つ
光に手を伸ばしていく
虎杖を支えたのは、
一番つらいときに隣に立ってくれた仲間たち。
脹相、伏黒、そして先輩たち。
七海から託された言葉も、
彼の背中を押しているように感じます。
終わらせてはいけない。
まだ戦わなければならない。
そんな未来への意志が、
歌詞の中に静かに灯っていました。
なぜエンディングにこの曲が選ばれたのか
jo0jiさんは、
この楽曲について次のように語っています。
この曲は、前回の渋谷事変での宿儺の暴走によって沢山の命を奪ってしまった虎杖悠仁の気持ちに寄り添うかたちでつくりました。
THE F1RST TIMES
何にも影響を与えない人はきっと居ないと思います。生きていると世界に対して多少なりとも変化を起こす。その変化がもしかしたら誰かにとっては悪影響であるかもしれない。そんな可能性で押しつぶされそうになった夜にも、朝日が差すように願いを込めました。
虎杖悠仁の曲であり、僕らの曲です。
このコメントからも分かるように、
「よあけのうた」は
虎杖のための曲であると同時に、
現実を生きる私たちにも向けられた歌です。
どんな夜にも、
やがて朝は来る。
そう信じたい人すべてに、
そっと寄り添ってくれる楽曲だと感じました。
映像と歌詞が重なったときに見えるメッセージ
エンディング映像に登場するキャラクターの配置
エンディング映像後半では、
虎杖を中心に、広大な世界が描かれ、
彼の人生を象徴するモチーフが次々と登場します。
- 宿儺の指
- 学校
- 伏黒の背中
- 釘崎の後ろ姿
- 七海の鉈
- 吉野順平を思わせるクラゲ
- 虎杖家の墓
- 獄門彊
これらはすべて、
虎杖が歩んできた道そのものです。
嗚呼、終わりにはきっと必ず
歌ネット
この灯を消してくれよ
もう何も欲しくない
また失くすのが怖いから
この歌詞が流れる場面で、
これらの象徴が映し出されるのは、
あまりにも残酷で、
それでも目を逸らせない演出でした。
オープニングでは語られない“感情の残骸”
オープニングテーマが
死滅回游の混沌と戦いを描くものだとすれば、
エンディングは戦いの裏に残された感情を描いています。
止まることを許されない状況でも、
心の奥に残り続ける怒りや後悔。
『よあけのうた』は、
それらを置き去りにせず、
ちゃんと拾い上げてくれるエンディングでした。
このエンディングが示す呪術廻戦3期の行き着く先
3期の物語全体を包む“感情の結末”
死滅回游編は、
まだ“前編”にすぎません。
戦いは続き、
別れもきっと訪れます。
それでも、
光を目指して歩くことをやめない。
このエンディングは、
そんな祈りを物語全体に重ねているように感じました。
まとめ|呪術廻戦3期EDは「虎杖のための歌」だった
オープニングとエンディングには、
それぞれ役割があります。
- OP:物語の加速と展開示唆
- ED:登場人物の感情の受け皿
『よあけのうた』は、
虎杖悠仁という少年が抱え続ける
痛みと希望を、静かに描き切った楽曲でした。
そして同時に、
今を生きる私たちにも向けられた歌です。
あなたが物語と重なった歌詞は、
どの部分でしたか?
ぜひ、コメントで教えてください✨
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